今年の札幌大球の様子を見てきました

mikibarさん主催で7年めになる「なまらおいしい北海道ナイト」で札幌大球を送ってもらう前に、今年の札幌大球の様子を見に行ってきました。
というのも、札幌は猛暑と大雨で、作物が軒並み生育が良くないと聞いたからです。

札幌伝統野菜「札幌大球」応援隊隊長の日原さんが、札幌大球を育てる体験をみなさんにしてもらうために、さとらんどで作っている札幌大球を見せてもらいました。

本当に、切なくなるほどのやられ具合。。
いまや札幌には札幌大球を育てている農家さんはたった2軒で、どちらの畑も同じようにかなりのダメージのようです。

心配なことはいろいろあるのですが、今年は札幌大球の種が取れるかどうかというところ。札幌大球は、毎年育ったものから種を取っているそうなんです。

この美味しくて、一目で人を笑顔にさせる札幌伝統野菜を絶やしたくない。
私にできることは、こういう危機的状況にあるということを、みなさんに知ってもらうことなのかなと思います。

この野菜が直面している危機は、すべての作物に通ずることなのかもしれません。いつか私たちの食べるものはまったく違うものになっているかも。

日原さんの札幌伝統野菜を存続させる活動は、情熱がないとできないことだなぁと思いました。かけがえのない方です。

そして、毎年札幌大球を送ってくださっている杉原さんも、今年みたいに壊滅的な状況でも、ちゃんと確保して送ってくださる。
毎年たくさん売るお店じゃないと、確保も難しかったはず。続けるって大事なことだと、あらためて思います。

日原さんはラジオ収録の忙しい日に、車まで出してくれて本当にありがたかったです。
杉原さんも休憩中に失礼しました😅